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いざというときに慌てないために! 知っておきたい女性特有の病気と治療費

厚生労働省の調査によると、女性の患者数は男性の約1.3倍。男性に比べて、女性の方が若いうちから病気にかかるリスクが高い……などというデータも! ここでは、いざというときに慌てないために、女性が知っておくべき病気と治療費についてご紹介しましょう。

「まだ大丈夫……」と思ってない? 女性が気をつけるべき病のリスク

家事に仕事に、自分の時間……。現代を生き抜く女性は忙しいもの。そんな中でも、ご自身の体のケアや健康チェックは、きちんとしておきたいものです。

厚生労働省の調査(*1)では、入院・外来における女性の総患者数(*2)は、男性の1.3倍にも上ります。受療率(*3)も女性が男性を上回っており、病気に対する備えを男性以上に意識しておく方が安心です。
こうしたことを考えたときに、やはり頭に浮かぶのは、女性特有の病気についてではないでしょうか。子宮、乳房、卵巣など、女性特有の病気には気をつけなければなりません。
(*1)厚生労働省「平成26年患者調査」
(*2)入院・外来の総患者数で比較
(*3)ある特定の日に、疾病治療のために、すべての医療施設に入院あるいは通院、または往診を受けた患者数と人口10万人との比率

例えば、子宮の良性の腫瘍である子宮筋腫は、20代過ぎから発症し20代後半から患者数が急増するため、働き世代・子育て世代の罹患が多い病気です。

また、厚生労働省の調査では、気になるがんの患者数について、下のグラフのような調査結果が出ています(*4)

20代から50代にかけては、男性よりも女性の方が、がんのリスクが高いことがうかがえます。特に30~40代における女性のがん患者数は約10万1000人で、男性の約3万3000人の約3倍! さらに、女性がかかるがんに関しては、乳がんが圧倒的に多いというデータもあります。2014年の乳がん患者数は約20万6000人で、2番目に多い結腸がんの約2.5倍。実に、女性が生涯で乳がんに罹患する確率は、11人に1人です(*5)。「自分はまだ大丈夫」と思わず、若いうちから備えておいた方が安心だといえるでしょう。
(*5)(公財)がん研究復興財団「がんの統計’16」

女性特有の病気と治療費の目安

乳がんをはじめとする女性特有の病気には、具体的にどんなものがあるのでしょう? また、治療にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

乳がん
乳腺にできる腫瘍で、しこりの大きさやワキの下のリンパ節・他臓器への転移の有無などを検査によって確認し、進行具合を判断します。患者数は年々増えており、女性の11人に1人が生涯で乳がんに罹患する現状をふまえても、身近な病気といえそうです。治療法には手術、放射線療法、薬物療法があり、病期(ステージ)によって適切な対処は異なります。ご自身の病状や病期を把握し、医師とのコミュニケーションをしっかりと図ったうえで、納得できる治療法を選択することが大切です。進行具合や治療方法によって医療費は大幅に異なりますが、平均すると165,552円ほどがかかります(*6)。 加えて、手術によって失ったり、変形したりした乳房を新しくつくり直す「乳房再建手術」を受ける場合は、その手術費も必要です。

子宮がん
子宮がんは、子宮頸がんと子宮体がんの2つに分けられます。一般的に、子宮頸がんは20~30代、子宮体がんは40代以降の発症率が高いといわれています。どちらも初期段階では無症状であることが多く、定期検診をきちんと受診することが大切です。
こちらも進行具合や治療方法によって医療費は大幅に異なるものの、平均額は179,748円となります(*6)。子宮頸がんは、初期で発見されれば比較的負担の軽い手術で治療が完結します。こうした面からも、やはり、定期検診は怠らないようにしたいものです。

月経障害および閉経周辺期障害
生理不順やPMS(月経前症候群)などの月経障害、また閉経前後の更年期を迎える女性に起こりやすい閉経周辺期障害も、女性特有の疾病です。20代から50代あたりまで、年齢問わず多くの女性が抱えがちな体のトラブルといえるでしょう。 月経にまつわる疾病はさまざまで、治療法もそれぞれに応じたものですが、医療費の平均額は71,241円となっています(*6)
(*6)厚生労働省「平成27年度 医療給付実態調査」を元に自己負担3割で算出した金額。あくまで平均額であり、病状の進行具合や治療方法によって金額は大幅に異なる。

備えあれば憂いなし! さまざまなお悩みにぴったりの保険を知ろう

生きていくうえでの心配事は、病気だけとは限りません。もし急にケガをして、働けなくなったら? 親の介護は? 子どもの教育費はどうする?……など。加えて、女性特有の病気、がん、さらには妊娠や出産にかかわるトラブルなど、女性の体には心配事がつきものです。そうした不安を軽減してくれる有効な備えのひとつが、生命保険や医療保険といえるでしょう。

ライフスタイルの多様化により、リスクも多様化。さまざまなシーンを想定した備えの必要性が増しています。女性に向けた保険も数多くありますので、自分らしい人生を安心して歩むためにも、ご自身やご家族にぴったり寄り添った保険を探してみてはいかがでしょうか。

監修:清水 なほみ
(All About「女性の病気」ガイド)
女性医療ネットワーク発起人・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、ポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長。

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